特許一筋20年。経験豊かな弁理士が、一件一件丁寧に特許の明細書を作成し、出願から特許取得まで一貫してサポートいたします。

また、依頼者様の利益を最大化するため、最適な知財戦略とこだわりの「特許請求の範囲」をご提案します。

5つのこだわり

国際出願にも耐え得る高品質の明細書

日本語明細書の作成の段階で、日本のみならず、アメリカ、中国、ヨーロッパ等の主要国の特許法、実務慣行に適合した明細書を作成します。

また、英語に翻訳しやすいシンプルな日本語で明細書を書きあげます。

日本語、英語の両面から適切である、言語の壁を超えた普遍的な明細書は、明確で力強い特許権を生み出します。

特許の手続きにおけるお金と時間の無駄を省略

例えば、従来技術の説明等の必要ではない記載はばっさりと省き、発明のポイントとなる部分に注力します。権利範囲に関係のない記載を大胆に省くことにより、明細書の記載量を減らし、明細書の確認作業を削減します。

明細書の記載量を減らすことは、国際出願の移行時に発生する翻訳手数料を削減することにもつながります。

もちろん、発明のポイントなる部分、広い特許請求の範囲を担保するために必要な変形例、オフィスアクション応答時にクレームアップすることができるいわゆる隠し請求項の記載等の権利範囲に関係のある部分については、しっかりと記載しますのでご安心下さい。

特許の可能性及び特許を取得するためのアイデアをご提示

ヒアリングさせて頂いた発明に基づいて簡易特許調査を行います。

簡易特許調査の結果に基づいて、最上位概念となる発明の特許の可能性がどのくらいありそうなのかをお伝えします。

また、最上位概念となる発明をどのように限定すれば、特許の可能性があるのかをお伝えします。

残念ながら現在の発明について特許の見込みがない場合であっても、これまでの経験に基づいて、この辺を深堀りして引例との差を出して行けば特許の見込みがあるかもといったようなアイデアを提案いたします。

「分からない」を残さない丁寧な対話

特許の権利化までの手続きは複雑です。

しかし、手続き及び取り得る方針をできる限り平易な言葉でご説明いたします。

依頼者様にご納得いただいてからその方針で手続きを進めます。

例えば、拒絶理由通知の対応においては、可能な限り複数の対応方針をご提案及びご説明いたします。

複数の対応方針の中で依頼者様が納得された対応方針に沿って手続きを進めます。

自動化技術・AIの活用による高品質なサービス

PythonやVBAによる独自開発のチェックスクリプトと最新の生成AIを併用し、業務プロセスの自動化を徹底しています。これにより「前記」ミス等の形式的な不備や人為的ミスを大幅に削減しました。

データの取り扱いには細心の注意を払っており、基本的にはセキュアなローカル環境のLLM(大規模言語モデル)を使用します。なお、依頼者様のご了承が得られた場合に限り、クラウド上の最新LLMを用いて、より高度な分析や処理を行うことも可能です。

こうして創出した時間を、知財戦略の立案や発明の本質を捉えたクレーム作成など、人間にしかできない高付加価値な業務に集中させています。

選ばれる理由

相談は何度でも無料

気になることがありましたらいつでも遠慮なくご連絡ください。

万全の機密情報管理

機密保持のため基本は原則ローカルAIを使用。依頼者様の同意時はクラウドAIで高度な処理を行います。

実績と組織力の安心

事務手続きは、複数の弁理士が在籍する創業40年以上の中尾国際特許事務所が行います。

強力海外ネットワーク

50カ国以上の専門家と連携。貴社の技術を世界規模で守ります。

新宿三丁目駅徒歩1分

お買い物等のついでに、弊所にお立ち寄り頂くことが可能です。

安心の定額料金制

特許出願料手数料等は、定額料金とさせて頂いております。


PATENT DESIGNとは

「強い特許」の正解は一つではありません。

発明の技術内容はもちろん、事業戦略、競合他社の状況によって、目指すべき権利範囲(ゴール)は異なるからです。

徹底したヒアリングでお客様の発明を言語化し、ビジネスを勝利に導く「広くて強い特許」を設計(PATENT DESIGN)します。

また、アイデアの性質によっては、特許だけでなく実用新案・意匠・商標・不正競争防止法など、多角的な視点から最適な保護プランをご提案いたします。

ステップ1:お申込み

まずは、無料相談フォームよりお気軽にお申込みください。
特許の知識は一切不要です。初めての方もどうぞ気負わずにご連絡ください。

ステップ2:無料相談・ヒアリング

発明の内容について、以下の流れでヒアリングを行います。

  • 背景技術(既存の課題)
  • 解決するための手段(今回のアイデア)
  • それによって得られる効果

説明資料等は、手書きのメモや簡単な図面でも構いません。資料は多ければ多いほどスムーズですが、当所で取捨選択しますので、まずはお手元にあるものをご用意ください。

あわせて、特許出願の目的や製品展開、ライバル企業の動向などもお伺いし、必要に応じて特許制度や費用、減免制度についても分かりやすくご説明いたします。

ステップ3:調査 & 権利範囲の設計(ドラフティング)

ヒアリング内容をもとに、特許取得の可能性を探る「簡易特許調査」を実施します。
ここではクラウド上の最新LLM(大規模言語モデル)を活用して多角的な分析を行い、3時間以内の作業時間であれば無料で対応いたします。

調査結果を踏まえ、どのような権利を目指すかという「特許請求の範囲案(権利の設計図)」を作成します。この工程には通常1~2週間程度お時間をいただきます。

ステップ4:戦略の共有とすり合わせ

調査結果と作成した「権利の設計図」をご提示します。
これはあくまで叩き台です。「もっと広く権利を取りたい」「競合のこの製品を抑えたい」といったご希望を伺いながら修正を重ね、ベストな権利範囲を決定します。

この段階で、想定される拒絶理由への対策や、審査請求のタイミングといった出願戦略もしっかりと共有いたします。

ステップ5:正式なご依頼

ご提案した権利範囲と戦略プランにご納得いただけましたら、正式にご依頼ください。

ステップ6:出願書類の作成

決定した戦略に基づき、正式な出願書類(明細書、特許請求の範囲、図面)を作成します。
作成期間は、通常3~4週間程度です。

ステップ7:最終確認・出願指示

完成した書類をご確認いただきます。気になる点があれば遠慮なくお申し付けください。修正完了後、お客様からの出願指示を待ちます。

ステップ8:特許庁へ出願

お客様のゴーサインをいただき次第、速やかに特許庁へ出願手続きを行います。


拒絶理由通知への対応(腕の見せ所)

審査の結果、特許庁から「拒絶理由通知(今のままでは特許にできません)」が届くことがあります。
これは決して「不合格」ではありません。審査官との対話を通じて、権利範囲を明確にし、より強固な特許にするための重要なプロセスです。

ステップ1:通知内容の分析・翻訳

専門用語で書かれた審査官の通知を読み解き、「なぜダメなのか」「どこを修正すれば通るのか」を分かりやすい言葉に翻訳して解説したコメントをお送りいたします。

ステップ2:複数の攻略プランをご提案

ただ審査官から言われた通りに直すだけではありません。「権利範囲を少し狭めて確実に取るプラン」「反論して広い権利維持を狙うプラン」など、メリット・デメリットを添えて複数の選択肢をご提示します。

ステップ3:方針決定・書類作成

お客様の事業戦略(確実に早く権利が欲しい、多少リスクを取っても広く取りたい等)に合わせて方針を決定。
論理的な反論を行う「意見書」と、権利範囲を修正する「補正書」を作成します。

ステップ4:提出~特許査定(登録)

作成した書類を特許庁へ提出し、再審査を待ちます。
無事に審査官の理解が得られれば「特許査定」となります。その後、登録料を納付することで、晴れて特許権が発生します。


料金表

特許

手続き項目料金(税込)備考
出願
出願手数料440,000 
特許印紙代14,000 
審査請求審査請求手数料

11,000

 
早期審査手数料11,000ご希望時のみ
減免手続き

11,000

ご希望時のみ
特許印紙代138,000+4,000×請求項数 
拒絶対応意見書補正書作成手数料110,000 
審査官面談33,000ご希望時のみ
登録登録手数料

110,000

 
特許印紙代

4,300+300×請求項数

1~3年分の登録料です。

実用新案

手続き項目料金(税込)備考
出願、登録
出願手数料330,000 
特許印紙代4,300+300×請求項数 1~3年分の登録料です。